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2017.04.17

統合するという考え方

先日受講のセミナー「統合の哲学」の話。

二者択一でひとつを選ぶのではなく、考え方を統合してよりよい方法を見つけるというような考え。数年前に聞いた「対話」の考え方に似ています。

対立から統合へと考え方を変えることはなかなか難しく、意識しないと実践は簡単ではなさそうです。

身の回りには対立的な考え方が多い気がします。まあ、二股の道のどちらかに行くかを決める場合は統合できるかわかりませんが(汗)Aの方法が良いか、Bの方法が良いかなどの場合は、よりよい方法を考えるために統合の考え方を使ってみることはできそうです。実際にカウンセリングやメンタリングの場では、統合する考え方を使っていました。

会社に残るか、転職するかの二者択一ではなく、今の仕事で面白いと思うことはないか、自分の力を他の部署で発揮できないかと単純に今のまま残るではなく、社内転職(部署の異動)という統合の考えをすると第三の選択も考えられる可能性が現れます。

「統合の哲学」というテーマなので、もっと内容は難しかったのですが、かなりざっくり書いてみました。

2017.04.3

新年度の始まり

4月1日から新年度が始まりましたが、会社などは今日から新入社員が初出勤などしているのではないでしょうか?

新入社員だったころは遠い昔ですが、私も気持ちを新たにして頑張っていきたいものです。

 

さて、新年度が始まると、環境が変わることも多くあります。最初のうちは緊張感を伴って環境に対応しようとするのでそれほど問題は起こらない気がします。しかし、緊張感が続き過ぎたり、対応が上手くいかなかったりすると強いストレスとなります。そのストレスにさらされ続けているとメンタルダウンの発症につながるリスクとなります。昔から言われる5月病はメンタルダウンの一例でしょう。

個人的には次のように対応していくとメンタルダウンしないのではないかと考えます。

・異なる環境を素直に受け入れる

・積極的にコミュニケーションをとる

 

これまでの環境と違うことを受け入れて「ああ、こういう環境なんだ」と素直に思うこと。「今までと違う!」と否定するのではなく、まず環境をそのまま受け入れるという考えをするということです。

そして、積極的なコミュニケーション。これは難しく考えることはなく、「自分から挨拶をする」だけです。挨拶はコミュニケーションの基本であり、新しい環境では自分から挨拶することは今後の関係を作っていくのに重要な役割を果たします。会社では同期だけではなく、先輩や上司にも挨拶していきましょう!声を出して挨拶することが苦手な人は、まず会釈からでもいいと思います。大事なのは自分から行うこと。

気候が暖かくなるように、心も暖かくなるコミュニケーションをしていきましょう。

2017.03.6

ピンチはチャンス

「ピンチはチャンス」

福島正伸氏にこの言葉を聞いてなるほどなあと思ったものです。私自身はピンチは「ピンチだ~やばい、どうしよう」と慌ててしまうタイプです。しかし、この言葉を聞いてから、チャンスとして捉えられないだろうかと少しだけ思えるようになりました。緊急的なピンチではこのような余裕はないのですが、多少余裕のあるピンチ(?)まあ、困ったことやうまく行かないことなどは気持ちを切り替えようと思えるようになりました。

 

最近はこの「ピンチはチャンス」はNLPのリフレーミングと同じだなあと感じます。同じ事象であっても捉え方を変えると違う発想が産まれる可能性があるという事ですね。

3月は年度末、4月からは新年度、新しい環境で過ごすことになったり、これまでと違う人間関係が発生したりということからピンチと感じることもあるかもしれません。このピンチをチャンスとして捉えて対応していきたいものです。

2017.02.19

実践に繋がると嬉しい

先日、仙台でセミナーを実施させていただきました。

昨年も同じテーマでセミナーをさせていただいたのですが、今回は前回の何倍もの受講者に参加いただけました。ありがとうございます。

人数によって内容が変わるわけではないのですが、伝え方は多少工夫が必要です。同じ伝え方をしていても、理解できる方とピンとこない方がいます。多くの方へ腹落ちする絶対的な伝え方はなかなかないと思うので、色々な伝え方をしたいものです。

今回のセミナーも知識・ワークを交えてセミナーを実施しました。

セミナーを行うといつも思うのは「実践して欲しい」ということです。知識を身につけただけでなく、使うことで少しでも受講前より良い状況に変わってもらえるととてもうれしく思います。

これからもいろいろなところで、実践に繋がるセミナーを実施していきたいものです。

2017.01.27

質問と気づき

先日は「質問」に関する研修を実施しました。

最近は「質問」についての本を書店で何種類か見かけることがあります。時々、良い質問は何か?と聞かれることもありますが、絶対的に良い質問があるのではなく、ケースバイケースと答えています。あえて、良い質問を考えると、答える人も、質問した人も何らかの気づきがある質問という質問ではないかと思います。

今回の研修では軽い質問というのは質問された人が決めるとか、質問力を鍛えるにはどうするかなどをワークを交えながら行いました。受講者もただ聞いている研修ではなく、いろいろ考える(質問は頭を使う?)ので退屈や眠さはなく受講できたのではないでしょうか?アンケートはちゃんと読んでいませんが、自由記述部分にコメントを書いている人が多かったようです。どのようなコメントなのか後ほどしっかり読み込みたいものです。

質問によって気づきが起こり、新しい対策を思いつくとか、違う考え方が理解できるとか、自己成長やチームの成長に繋がっていくといいですね。

2017.01.11

2017年のスタート

すでに2017年がスタートして10日ばかり過ぎました。

みなさんの新年のスタートはいかがでしたか?私もこの仕事を初めて3年目。1年目は準備に力を入れ、2年目は少し仕事として成果がありました。今年は酉年だけに羽ばたきたいものです。

2017年もいろいろなことがありそうです。これまでの常識や自分の中にある「べき」にとらわれすぎずに多様な視点で物事を見ていくことが大事かもしれません。また、昨年以上に多くの人のお手伝いができるよう頑張ります。今年は3月頃に初めて紙媒体での出版をするので、これまた多くの方の気づきへのヒントになれば嬉しく思います。

ブログもこちらの情報発信も昨年以上に更新していこうと思っていますが、ちゃんとできるかやや不安…

ともあれ、今年もよろしくお願いします。

2016.12.28

2016年総括

時間が経つのは早いものでもう2016年も終わりです。

まずは、今年もいろいろな方にお世話になりました。みなさまに感謝です。

2014年11月にこの仕事を始めました。2015年は勉強に充て、今年から本格的に動きだした感じです。今年は少しだけですが、人の役に立てたかもという実感があります。アンガーマネジメントにせよ、メンタリングにせよ、接した方々が「あれは役に立った」「ここに気づいた」という言葉をいただけたときはとても嬉しいです。2017年はさらに多くの方々のお手伝いができればと思います。

2017年はこれまで以上に働く環境が変わってきそうに思えます。より、メンタルな部分で個々人が安定しないと組織に大きな影響がでるのではないでしょうか。問題が起こる前に、メンタリングやアンガーマネジメントで自分の心を整理しておけるといいですね。そんなお手伝いができれば嬉しいものです。

個人的には後半、仕事があまりうまくいきませんでしたが、来年は本を出します(3月か4月頃の予定)この本で全てを伝えるのは難しいでしょうが、読んでいただけた方の生き方のヒントに繋がると信じています。出版が近くなりましたら、またここで案内いたします。

総括というより、来年に向けてという感じになってしまいましたが、みなさん良いお年を!来年は更なる飛躍を目指しましょう!!

2016.12.8

DeNAの会見を見て

会見をみて思い出した話をブログに書きました。

こちらで書いてます。

インターネットでの情報についてはかなり前から無条件で受け入れるのではなく、情報の取捨が大事だと思っていましたが、今回の会見を見て再認識しました。

自分でしっかり考えることが大事かなと。

誰でも情報を発信できるので自分でフィルターをかけないと間違った情報で自分の知識が構成されてしまうことが起こりえますね。そう考えるとちょっと怖いです。

2016.11.22

無理に言葉にしなくてもいいと思う

自分のFacebookを見ていたら、「気づきがあった」なら言葉にしようというような内容のものがあった。

確かに自分の「気づき」を言葉にして人に伝えることも大事かもしれません。しかし、個人的には言葉にならない「気づき」、感覚やイメージがあると思う。無理に人に伝えなくとも自分の中でリフレクションできるならば言葉でなくても良いと思います。

書かれた方は研修などの最後やアンケートで「気づきがありました」とか「学びがありました」と無難なコメントは言葉にしようという事だと推測しますが。

結構私自身が「こんな感じ」というイメージ的なことも多いので、それを言葉にすると時々薄いというか、何か足りない感じがあるのでここに思いを書きました。

2016.11.18

怒りを手放す話

アメブロの方に書くと引用などでいろいろ言われるかもしれないのでこちらで(笑)

昨日、「奇跡体験!アンビリバボー」をなんとなく観ていたのですが番組後半がとても印象的でした。

アンガーマネジメントで「怒りにとらわれない」という考え方があります。まさにその話。

私自身は結構怒りにとらわれがちです。怒りを発散することで忘れることができる気もしますが、この番組に登場したロナルドさんは違いました。

ある事件で無実の罪で刑務所に入ります。途中色々あって冤罪が証明され自由の身になります。刑務所に入っていた期間は11年…有罪になる決め手となった「あなたが犯人」と証言した女性に対して怒りを手放しました。彼は次のように言いました。

「怒りを持ち続けるより許したいと思いました。許せば解放されるけど、怒りを持ち続ければ、どこに行ってもそれを握りしめて苦しむことになります。怒りを手放せば楽になれます。楽観的に考え始めれば前向きに良い人生が送れます。僕はハッピーで自由な人生が送りたいんです。」

怒りを手放すことで自分も幸せになれると考え、実践しました。私なら11年も無実の罪で刑務所に入れられる原因となった人を許せるだろうか?と考えると簡単には許せるとは言えません。

ここまで怒りを手放すことは難しいですが、小さな怒りはこの話を思い出して「怒りを手放す」ことにチャレンジしたいものです。

この話はこちらで読めます。